虫歯は治らない
「虫歯になったらもう治ることはありません」と言われたらどう思いますか?
「虫歯の治療したことあるし、治ったよ」と思うかもしれません。
しかし、治療した詰めものの中が再び虫歯になって、詰め直したことはないでしょうか?
まだ削っていない部分に新たに虫歯ができるのではなくて、治したところが再び虫歯になる?
おかしいですよね?治療をしたところが再治療になり、再々治療になる、という悪循環を繰り返すと当然歯は削られ続けるので最後は無くなってしまいます。
この原因はいくつかありますが、主には2つあります。
一つは日本の歯科医療が根本療法ではなく、対症療法であること。
もう一つは保険医療で使える材料の限界という問題が挙げられます。
なぜ虫歯になったのでしょうか?
そもそもなぜ虫歯になったのでしょうか?
清掃状態が悪い、お菓子のだらだら食い、歯の質の問題、などなど原因があるはずです。
その虫歯になった原因を除去しないまま、治療を行なった場合、多くのケースで再び虫歯になります。特にそれが詰め物と歯の境目から内側にかけて虫歯になるケースが多いのです。