生体に適したかみ合わせを再現できること
適性な位置関係を正確に再現できる方法で作る必要があります。
そのためには精度の高い型をとり、そこに口腔内と一致したかみ合わせを 再現する必要があります。
材料的に劣化しにくいものであること
口腔内は思った以上に過酷な環境です。
そこに24時間休まず存在するわけですから、かなり安定した材料である必要があります。
生体に近い物性をもつこと
歯の硬さと違う材料では歪みが生じ、そこから問題が起きます。
エナメル質、象牙質それぞれに物性の近い材料が理想です。
境目の精度が高いこと
修復する際、必ず境目が生じます。
そして多くの場合その境目から問題が生じます。
この境目をどれだけ正確に封鎖できるかが予後を左右します。
汚れ・バイ菌がつきにくいこと
問題を起こすのは、バイ菌と力です。材料的にバイ菌がつきにくいことは大きな利点となります。
清掃性に優れること
バイ菌が悪さをしないように清掃する必要があることは言うまでもありませんが、よりシンプルで簡単に清掃できるデザインが望まれます。